人間には食物酵素胃が存在している

人間には、食物酵素胃が存在しています。人間の食物酵素胃にあたるのは、噴門部(食道に繋がっている入り口付近)と、胃底部(胃の上部に存在している場所)といわれています。

この部分は、消化酵素の分泌が行われず、蠕動運動も行われない状態で、食物がおよそ1時間から1時間半くらいとどまるのです。
食物を噛み砕いて唾液と一緒に混ざることで人間の消化は始まります。

しかし、消化酵素はこの時点では唾液アミラーゼしか存在せず、炭水化物にしか働かないのです。そしてその後、食物は食道を通過して、胃の噴門部へと運ばれます。本当ならば、食物自身が持っている酵素で、たんぱく質や脂肪も、この噴門部で事前消化が行われなければなりません。

私たち人間も、食物自身による事前消化をさせるために、たくさんの生の食物をきちんと摂ることで、体がつくる消化酵素の消費を少なくすることができます。
でも、人間は加熱が原因で酵素が破壊された食物をよく食べるため、たくさんの消化酵素が使用されて、代謝酵素にまで悪影響を与えているのです。

一度でも消化不良になってしまうと、代謝酵素の応援があってもすべての消化は不可能です。なので、体中を不完全消化の栄養素が駆け巡り、病気や肥満を引き起こす原因となります。

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